状況にあった話し方、声の出し方

の時、その状況にあった話し方、声の出し方ができれば、「コミュニケーションスキル」はグンっとアップします。

そんな話を昨日の記事でしました。

そんなこと言われたって、言われてできれば苦労しないよ!

……その通りです。

今日は、状況にあった話し方、声の種類を具体的にして、そのトレーニング方法の一部をご紹介します!

まず、状況を考えましょう。

これは、本当にさまざまです。

年齢、性別、環境……その他諸々、本当に色々考えられます。

なので、ざっくりでいきます。ざっくり状況を考えてみましょう。

 

例えば……あなたは今日A社に入社したてのド新人です。

簡単な入社式をすませ、配属された部署へ。

そこで、一言、その部署の全員の前で挨拶のスピーチをしなければいけません。

この「状況」があったとします。

……どうですか? イメージはできましたか? イメージして緊張してきましたか?

これが前提の「状況」です。

 

では、次の段階です。

あなたはこのスピーチを通じて、どんなイメージを聞いている人に与えたいですか?

さわやかさなイメージですか? しっかり者のイメージですか? フランクなイメージですか?

これが、「話し方」「声」につながります。

あなたの感性によって求めるものは違うはずです。

ただ、私はブログで一人で書いているため、あなたの求めるものを知ることができません(*_ _)

ざっくりとしてしまって申し訳ないのですが、例として、「さわやかなイメージ」与えたいと思ったことにしてください。

 

整理しますね。

①状況は「入社当日、配属部署で全員の前であいさつのスピーチをしなければいけない」。

②あなたのこのスピーチで目指す目標は「さわやかのイメージ」を聞いている人に与えること。

 

さて、ではこの場面、あなたはどんな声のトーンで、どんなテンポで話しますか?

 

……

どうでしょう? イメージはできたんじゃないでしょうか。

これだけ具体的に考えると、結構イメージはできるものだと思います。

そして、イメージができるとなんだかできる気がしてきませんか?

 

「さわやかなイメージ」

結構これも抽象的な表現ではあります。

ただ、大体やろうとすることは似てくるんじゃないかと思います。

①声のトーン

おそらく、さわやかなイメージで声を低くする方は少ないんじゃないかと思います。

なので、声のトーンは少し高めが良いかと思います。

 

②テンポ

さわやかなイメージを出す場合、ゆっくりすぎると軽快さがでないのでよくはないです。

ただ、早すぎても焦っているように見えるため良くありません。

 

理想のテンポは1分間に300文字くらいと言われることが多いです。

私も大体このくらいのテンポがよいと思います。

ただ、実際録音してみると、1分間に300文字のテンポはゆっくりです。

しかし、このような場面で必ずやってくるのが……そう「緊張」です。

緊張すると人は早口になります。

なので、1分間に300文字くらいのスピードに慣れておくのがよいです。

そして緊張で少し早くなってしまっても、350文字くらいで話せれば聞き取りやすく、さわやかなイメージを出せます。

 

③話す方向

さっきまで出てこなかったやつが急に出てきましたね。

話す方向です。

実はこれがかな~り重要です!

想像してみましょう。

どんなに声のトーンを上げ、テンポをしっかりしても、うつむいて話していたり、よくわからない方向を見て話していたらどうでしょう。

説得力とはさわやかさとか、出ないですよね。

そして、声には飛ぶ方向があります。

大人になるにつれ、日本人は声を内に飲む習慣がついてしまう人が多いです。

これはとてももったいない。

 

しっかり声を飛ばす方向を意識しましょう!

そしてその方向にしっかり目線を向けましょう!

 

実はこれだけで声量が上がり、説得力が数段増したり、印象がかなり良くなったりします!

これは意識一つですぐに変われる内容なので、ぜひ試してみてください。

 

さて、さわやかさを出す方法はわかりましたね!

この内容を見て、すぐにできちゃう人は問題ないです。素晴らしいです。

ただ、「こんなこともうわかってるんだよ! でもできないんだよ!」

 

というお困りの方もいらっしゃると思います。

トレーニングをしましょう!

必ずできます!

 

では、トレーニング方法を……

と、思ったのですが、

ことのほか前提が長くなってしまいました……。

 

……

 

以上の前提を踏まえて、具体的なトレーニング方法は明日書きます!

……文章をまとめる能力が足りないようですみません(;^^)

 

次回をお楽しみに!

 

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