ハイラリンクスの改善、そのトレーニング方法

日に引き続き、ハイラリンクスについて書いて行きます!

昨日はハイラリンクスって何?

なんでダメなの?

と、いう部分をご説明しました。

 

そして、本日は……

ハイラリンクスの改善の仕方、改善するためのトレーニングをご紹介します!

ハイラリンクスの改善とは?

昨日の記事でハイラリンクスというのは……

発声時に喉頭が上に上がってしまい、呼気の出口に蓋をしてしまう状態

と言うような状態ですよー、とお伝えしました。

では、逆にどういう状態が良い状態なのか?

 

よく言われるのが、あくびが出る瞬間の喉の状態です。

舌の奥が下に下がり、喉ちんこの後ろの方が上に上がるような状態です。

この状態は喉頭が上に上がってこず、声の入り口も開いています!

喉の開いている状態を見てみましょう。

鏡を見ながら口を開けてみて下さい。

 

喉ちんこは全て見えますか?

舌が盛り上がって奥が見えなくなっていないですか?

 

一度口を閉じましょう。

では、もう一度鏡に向かって……今度はあくびをしてみましょう!

 

……え、でませんか?

 

ではあくびをしたつもりになって見てください。

ふあぁ~~~(´Д`)

喉ちんこはすべて見えてますか?

 

このとき! 喉ちんこの辺りが上に広がり、舌の奥が下に下がる感じはわかるでしょうか?

これが喉が開いている状態なんです。

つまり、この状態で、高音の声も出すことができれば、ハイラリンクスではないということです!

 

 

トレーニング方法

では、さっきの開けた喉で声を出してみましょう。

「ま」で発声しましょうか。音程は何でもいいです。楽にだしてください。

 

せーの!

「ま~~~~~~」

喉、開いてますか?

 

もし開いている状態であれば、ミュージカルというか、オペラというか、そんな声が出たと思います。

これで正解です!

 

「あのー、オペラとかミュージカルがやりたいわけではないのですが(´Д`)」

 

そんな声が聞こえてきそうですが、今はこれで良いのです。

とにかく、まずは喉を開けた発声の感覚を覚えましょう!

そのためには多少オーバーにやってもかまいません。

そして現状の段階では、力みを入れて喉を開けてもかまいません!

まずは、開けた発声! これを身につけましょう。

 

では、戻ります。

喉を開けて、楽なところで発声していただきました。

今度は、裏声で弱く高い声を出してみましょう。同じく「ま」でいきますよー

 

せーの!

「ま~~~~~~」

どうでしょう。喉が開いている状態であれば、喉に一本の管が通っているような感じで「スコーンッ!」と声が抜けてでませんか?

この声がスコーンッ! と出る感じがとても大事。楽に出ている感じですね。スコーンッ! がわからない方は、ご自身の感覚で声が抜けて出ている感じをつかんでみてください。

 

そして、最後に、この喉が開いている状態で歌を歌ってみてください!

今「ま」で発声したような状態の喉で、この声が抜けて出る感覚を歌で感じてください。

 

このとき息がキレイに抜けなかったり、声が詰まる感じがしたら、さっきの喉の状態を再度確認して、何度も反復して感覚をつかんでください。

※男性の場合は、喉ぼとけで状態の確認ができます。歌っているときにつばを飲み込んだ時のように、上にゴリッと動いたらあまり良い状態ではないということですね。ただし、まったく上がらないということはないと思います。あくまでつばを飲み込んだ時のように、かなり上まで上がっちゃいけませんということです。

 

ハイラリンクスを改善する難しさ

さて、2記事にわたってハイラリンクスについて書いてきました。

ハイラリンクスってこうだよ、だからこうやって治そうね^^

文字にすれば簡単です。

 

しかし、このハイラリンクスというものを改善するのは正直とても難しいです。

長年の発声で身に付いたものを修正することはとても大変、そしてこの喉頭が上がるというのは、いわば体の防衛本能の一つでもあるのです。(詳細は小難しいので省きます^^)

そういったものを矯正するためには、少しずつ、根気よくやっていくしかありません。

 

まとめ

昨日より2記事に渡ってお伝えした内容をものすごくざっくりとまとめると、

 

①ハイラリンクスとは、発声時に喉頭が上に上がって声の入り口に蓋をしてしまっていること

②改善するためには喉頭を上にあげないように、喉を開くことが必要

③喉の開いた時、どのような声がでるか感じ、声がスコーンッ!っと抜ける感じを覚えよう。

④ハイラリンクスを改善するのは難しい。根気よく、少しづつやろう。

 

以上でした!

なにかご質問があればお気軽にどうぞ^^

 

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