
全2回予定だったタイトルですが、3回目に突入してしまいました^^;
本日で、このお話は終わりです。
今日は「テンポ」についてのお話です。
テンポが悪い?
リズム感とも言いますね。
テンポをとる、という事だけでしたら結構簡単にできます。
体験してみましょう!
何でもよいのでお気に入りの歌を流してみましょう。
そして、手拍子をしてください。
その曲の合わせて、パンッ♪ パンッ♪
どうですか? 手拍子は案外できますよね?
これ、もうテンポをとっているわけです。
今、体験したように、テンポをただとるだけであれば、結構できます。
では、次は、自分も一緒に歌ってみましょう!
で、歌いながら同じように手拍子もしてみましょう!
どうぞ~
……
どうでしょう? うまくできましたか?
これがうまくできたのであれば、あなたはテンポが苦手なタイプではないはずです。
できなかった方、最初はあっていてもだんだんずれていったり、途中で訳が分からなくなったりしませんでしたか?
そうなんです、これがテンポの難しいところ。
ただ手拍子をするだけならできても、そこに違うことを入れると、手拍子だけに集中ができず、できなくなってしまうんです。
曲を聴くこと
テンポをとるためには、とにかく歌を乗せる曲をしっかり聴きましょう。
わかるのであれば、ドラムの音を聴けると良いです。
その「リズムに合わせて歌う」のです。
とにかく意識して「聴くこと」これが大切になってきます。
トレーニング方法としては、自分の好きな曲で良いので注意深く、歌ではなく、ドラムやベースなど、楽器の音を聴いてください。
そして、その曲のリズムに合わせて、手拍子をしてみましょう。
そして、そのまま、耳はしっかり楽器に向け、リズムを聴いたまま歌ってみてください。
……
これが、リズム、テンポを合わせるということです。
とにかく聴くこと、そしてその音に合わせて歌うこと! これが大事なのです!
まとめ
3回にわたり、「音痴は直せるのか?」という記事をご紹介してきました。
まとめると、
・歌がうまく聞こえるのは
①しっかりとした声が出る
②音程に合った声が出せる
③リズムに合った声が出せる
の3つがあればうまく聞こえる。
・音痴と思っていても、チェックをしてみると、
「ただ使い方を覚えていないだけ」「普段使わないため自分で変と思っているだけ」「自分で変だと思うので出すことへのためらい」
などでうまくいっていないだけの場合が多い。
・そのため、ほとんどの人が、音痴だと思っている状態から抜け出せる。つまり音痴が直る。
というわけです。
これは私の持論ではあります。
ただ、実は私が今までレッスンしてきた中で、最初は「音痴です」とおっしゃる方は多くいらっしゃいましたが、全ての方が上達して行きました。
つまり、音痴で上達もできない、歌を気持ちよく歌うなんて一生できない! なんていう方はお会いしたことがないんです^^
あくまで、私がお会いした方たちのお話なので、全てがそうとは言えません。
お悩みの方がいらっしゃるなかで、いい加減なことは言えませんが、「自分が音痴で歌えない!」と思っている方には、
「あきらめるのはまだ早いかもしれないよ!」
ということをお伝えしたかったのです。
歌うことはとても楽しいことです。
自分が音痴で歌なんて嫌い! と思って拒絶してしまうことはもったいないと思って今います。
なぜなら、あなたは一歩踏み出して、トレーニングをすれば、
気持ちよく歌えるようになる可能性の方が高いからです。
しっかりトレーニングをすれば、改善されることの方が圧倒的に多いです。
あきらめずに、気持ちよく歌えるよう、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか^^