声質って? ~歌声編 その①~

日はずばり「声質について」!

あの人の声いいな~、とか

あの人の声とこの曲はあっているな~、とか

自分の声質ってどんなだろうか

そんなこと考えたことないですか?

この声質は人それぞれ

いわば個性の一つです。

本日はそんな声質のお話の第1回目です。

とっても面白い声の質

不思議に思ったことはないでしょうか。

 

例を出しますね^^

だれでもいいので2人想像してください。

その二人が、同じ「ド」の音を出したとしましょう。

2人とも音は外さずにしっかり同じ「ド」が出せました。

ただ、この2人は声質が違います。

 

同じ音階の「ド」を出したとしても、人によっては低く聞こえ、人によっては高く聞こえたりします。

繰り返すようですが、出している音は楽譜で書くと同じ音だし、ピアノで弾いても同じ音です。

でも、人間の出す声は、同じ「ド」でも発声する人によって聞こえ方が違うんです!

面白いですよね^^

と、いうことは……

 

同じ曲を歌ったとしても声質によって聞こえ方が変わるということ

ここで、私がよく受けるご相談をご紹介

生徒さん「私の声に合った曲ってどんな曲でしょうか?」 「この曲って私に合ってますかね?」

こんなご相談をよく受けます。

これ、結構みんな考えることだと思うんです。

 

実は私も昔この生徒さんと同じようなことを考え、指導者の人に同じ質問をしたことがあります。そしたら……

「トレーニングが足りないからそんなことが気になるんです! うまくなれば何でも合うようになります!」

こんなお答をいただき

「あー、自分はまだ練習不足なんだな~」って思っていました。

……ここからは私の持論ですよ?

当然、発声技術や、表現技術が未熟な場合は、曲に合う合わないまで判断できない可能性はあります。

しかし! 声質というのは変わりません!

なので、その人に合う曲や合わない曲は存在します! 

 

これはトレーニングをしていっても、こういうメロディは苦手だな~、とか

逆に、こういうメロディは任せろ! っていう具合に必ず出てきます。

そしてその中で、苦手な曲をどううまく歌うか、とかそういったトレーニングも出てくるわけです。

 

 

つまり、声の成長とは、あなたのそのもって生まれた声質をパワーアップさせていくことなんです!

どんなにトレーニングをしても、まったく別物の声にはなりません。(ものすごく器用な方は色々な声を出されますが、声質自体が変わっているわけではないんです。これはまたいずれお話しますね)

と、いっても……悲観することはないんです。というか、これが私は素晴らしい部分だと思うんです。

なぜかというと、これが個性だからです。

あなたの持っている声を最大限に磨いた場合、あなたのその武器は誰も真似ができないわけです!

そしてその声を使いこなせば、あなただけの表現になるのです!

ワクワクしませんか(^^♪

 

このお話は……次回続きを書こうと思います。

次回は、声質から考える選曲についてです^^

自分の声質を知ることで、自分に合った曲を考えてみましょう!

お楽しみに!

 

 

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