
「なんか今日声でないな~」
「お! 今日は高い声もめっちゃでる!」
こんな風にその日の調子ってありませんか?
なんでこんなことがあるんでしょう?
当然これには原因があります。
大事な本番の日が調子が悪い日になってしまったら大変(´Д`)
今日はその原因とその対策を探ってみましょう!
原因
早速その原因です!
この原因がわからないと対策しようがないですね。
原因は人それぞれですが、代表的なやつを上げていきますね^^
①体調不良
まぁ、これは当然あります。
風邪や疲労で声が思ったように出ない!
体調不良で声帯がむくんでしまったり腫れてしまうと、当然思ったように声は出なくなってしまいます。
そしてそこで無理をすれば、治らず、悪化していってしまう。
声は体調と直結です。
②発声方法が安定していない
①は体調を治せばOK
しかしこれは……
実は本日の本題はこれです。
声が「出る日」「出ない日」がある方が悩むやつです。
私自身も昔はこれに悩まされました。
高音も楽にスコーンと出る日もあれば、どんだけやっても全くでない日があったり……
本番の日なんて正直ドキドキでした。本番の日に「でない日」だったらどうしようと……。
この「出る日」があったり、「出ない日」があるのは、①を除いて、簡単に言ってしまえば、発声方法が安定、定着していないのがほとんどの原因です。
普段、感覚で発声している方で、定着しきっていない場合、この不安定さが起こりやすいかと思います。
対策
①は体調管理ですね。
日々に体調管理をしっかりしましょう
寝不足はダメですよ? 栄養はしっかり取りましょう! 休養は大事ですよ! お酒はほどほどに……
……なんか書いていて自分に言っているようでした。……はい、すみません、気を付けます(´Д`)
②発声方法を安定させましょう!
そもそも安定ってどういうことでしょう?
この不安定さは、よく高音発声で起こります。
「あれ? なんか今日高音が抜けないぞ??」
「今日は高音出すときなんか力はいっちゃうな……」
こんなやつです。
なぜか? それは……
「高音発声は普段使わない上、精密な発声が要求されるから」です
どういうことかというと、
普段の日常会話で、歌の時に使う高音はおそらく出さないですよね。
特に男性の場合はまず出さないと思います。
つまり、普段から使っている声と違い、鍛えられていない声なんです。
さらに、高音は言ってしまえば「ピンポイントな発声方法が必要」です。
針の穴を通すような~とかって表現される方もいるくらいです。
以前もお話したかもしれませんが、
・息の流れ
・ノドの開き
・響きの場所(息を当てる場所)
こんな感じでやらなければいけないことが出てきます。
当然低音も同じようなことは必要なのですが、高音はより高度です。
高音の方が「息は流れにくくなり」
高音の方が「ノドは閉まり」
高音の方が「息のあてる場所はピンポイントに当てないとうまく響かない」
つまり繊細なんです!
なので、感覚でやっていて定着していない場合、大体で上に書いたことをやっているので、
「うまくできる日」と「うまくできない日」が出てきます。
そして、この発声方法を理解していない場合、どうしたらよいかがわからず
より頑張ってしまう=過剰な力みが入る
結果なおさら出ない……という、完全に発声迷宮入り事件になるわけです^^;
なので! 対策としては
「高音発声のやり方を理解して、しっかり身体に定着させること!」
これが大事です。
「それが難しいんだろおおお( ゚Д゚)!」
そうです^^;
だから、いろ~んなトレーニングがあり、自分に合った方法でやっていかなければなりません。
少しでも力になれるよう、私も頑張りますね(`・ω・´)
本日は、調子のお話をしました。
私自身が昔悩んでいたことなので、同じ悩みをお持ちの方がいたら、参考にしていただけると嬉しいです!
ではまた次回!