
昨日の記事で、共鳴腔についてご紹介しました。
今日はその続きで2回目です。
・人間には共鳴腔が5つある
・とりあえず覚えてほしいのは3つ
・咽頭共鳴腔はとっても大事
・共鳴腔の響きを使い分けることで、声色がかわる。つまり声を使い分けられる。
こんな感じでしたね^^
詳しく知りたい方は昨日の記事を読んでいただけると嬉しいです^^
で、今日は続き!
早速いきますね! 昨日使った共鳴腔の図をのせておきます!
口腔共鳴腔
簡単に言えば口の中のことですね^^
声の最終調整地点でもあります。
口の中には舌があります。
この口腔共鳴腔では、調音がされます。
滑舌の話ですね。
舌のポジションや動きがとても大事になってきます。
そして、この口腔共鳴腔は、表情の動きによって、声の響きを変えます。
笑顔になって声を出すと明るい響きになりますね^^
あれは、口腔共鳴腔の響きによって出される響きです。
鼻腔共鳴腔
最後に、鼻腔共鳴腔、つまり鼻の中ですね。
この場所は、声帯から一番遠く、響きの調整としては微調整レベルかもしれません。
しかし、息を出すとても大事な部分です。
鼻をつまんで声を出したり、風邪をひいて鼻が詰まると、いわゆる鼻声になりますよね?
あれは、息が鼻から出せないため、あのような閉鎖的な音になってしまうのです。
また、技法として、この鼻腔共鳴を強くして歌う技法もあります。
これも、響きを変える技術の一つ。
当然音色も変わります。
また、今はやり(?)のロリボイス(子供っぽい声)とかは鼻腔共鳴を強くすると出てきます。
これまた技術ですね^^
余談ですが、鼻腔はビコウと言ったり、ビクウと言ったりします。ビクウというのは医学用語らしく、正しくはビコウらしいです。どちらでもいいのですが、ちょっとした余談でした^^;
声色を自在に変える
さて、ここまで各共鳴腔についてお話してきました。
長々とお付き合いいただきありがとうございます^^
もう「七色の声」というタイトルと共鳴腔の関係はお分かりいただけたかな~、と思いますがどうでしょうか^^;
簡単にまとめると、
・各共鳴腔によって強く使うことで「声色が変わる」
・「声色が変わる」ということは、その響きを自在に使えれば、色々な声がだせる
ということですね。
そして、これが大切なことなのですが、
「咽頭共鳴腔+口腔共鳴腔」とか
「咽頭共鳴腔+鼻腔共鳴腔」とか
混ざります。
正確に言うと、声を出すとき、すべての共鳴腔は大なり小なり響いています。
この響きの比率を自在に変えることで、
それこそ「色々な声が生まれるというわけです!」
どうやって使うの?
これは、もう意識するしかないんです。
ボイストレーニングでは、いろんなトレーニングがあります。
それをトレーナーが聞きながら、あーだこーだ言って導くわけです(笑)
その結果、
「口腔共鳴が強い声はこうやって出すのか!」
とか覚えていただくわけですね^^
と、いってもブログの文字では、それができないので……
おすすめは、「モノマネ」です。
以前モノマネトレーニングについて書きましたが、あれですね。
たとえば、オペラの真似をすると、口腔共鳴の感じがつかめるかも。
子供っぽい声を出している方のモノマネをすると、鼻腔共鳴が分かるかも。
そうやって、「どこに響かせると、どういった声がでているのか」これをつかんでいただく必要があります!
取り入れてみてください^^
さて、昨日今日と2回にわたってお伝えしてきました。
正直わかりずらい部分もあったり、疑問が残る部分もあるかと思います^^;
私の文章能力が拙くて申し訳ありません^^;
ご質問があれば、コメントなりツイッターなりでいただければ、できる限り回答します!
本日もお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>