
今やタバコ税が上がったり、タバコを吸える場所が限られたり……
タバコを吸う人は肩身が狭い世の中かと思います。
声にもタバコは悪い! そういわれていますよね。
ただ、何が悪いのか、防ぐ手段はないのか、そんな疑問もある方はあるんじゃないかと。
本日は、そんなタバコと声についてのお話です。
※注意!
本日ご紹介するのは、声についてだけのものです。
いわゆる医療的な身体に起こるタバコの害みたいな部分は専門外のため、私にはわかりません^^;
あくまで、声に対してのみの話とご了承ください^^
そもそも本当に声に悪いの?
結論を先に言うと……当然良いものではないです。
良いか悪いかの2択で言えば、悪いです。
ただ、タバコを吸うと今すぐ声が全くでなくなるよ!というわけではありません。(将来的には危険はありますが)
それをふまえた上で……
何が悪いのか
1にも2にも乾燥です。
何度も話に出てきていますが、声帯にとって乾燥は最悪なのです。
タバコの火は約700℃あるそうです。
そして、そのタバコを吸い、煙を吸い込むわけです。
吸うわけなので、吸った煙は肺に行きます。
そしてはきだすときに、肺から口、鼻へ出で来るわけです。
さぁ、もうお分かりの方もいるのではないでしょうか?
この呼吸の通り道に、声を出すための声帯があるわけです。
こんな煙が何度も行き来したら……当然乾燥してしまいますね^^;
「水を飲めばいいじゃないか( ゚Д゚)!」
声帯は肺につながる気道の方にあるため、水を飲んでも直接かかることはありません。
なので、直接うるおすことは水を飲んでもできないわけです。
なので、この声帯の乾燥というものが、何よりも声に影響を与えると言えるわけです。
刺激
タバコの煙は刺激があります。
目に入ったことがある人ならわかると思います。
本当に涙が出るくらい痛いですよね(´Д⊂ヽ
そんな刺激がある煙を吸い込めば、喉や声帯にダメージを与えます。
その結果、声帯や喉が腫れてしまったりする可能性もあるわけですね。
これも声に良くないといえます。
将来的には
声帯の病気として「ポリープ様声帯」というものがあります。(声帯ポリープとは別物です)
これは、声帯自体がブヨブヨになってしまい、声がれ、声のかすれ、などの症状があります。
さらに重症化すると、ブヨブヨになった声帯が肺につながる気道をふさいでしまい、呼吸困難になってしまうこともある恐ろしいものなのです。
これは、タバコによる慢性的な刺激が原因として可能性が高いといわれています。
こういったことからも、タバコは声に良くないといえます。
本日は、タバコと声の関係についてお話しました。
正直にいいますと……実は私自身、元喫煙者です。
「タバコに負けるような声帯なんか持ってないぜ!」
とか言って、吸ってました^^;
タバコは声に良くないことは間違いないです。
ただ、どうしてもタバコは吸いたい! でも声は何とか守っていきたい!
そんな方は、水分をとにかくしっかり取りましょう!
後は、吸入器とかで、しっかり加湿しましょう!
タバコは吸わないほうが声には良いですが、どうしても吸いたいという方はせめて、乾燥だけは何とかしましょうね!
……ただ、やはり吸わないほうが声に良いのは間違いないです。
気を付けましょうね!