
本日は話し声についてご紹介します。
人は話し方でその人の印象がガラっと変わります。
上品、さわやか、がさつ、大柄、元気……その他色々
余談ですが、意識はしていなかったとしても、その時、その場において話し方や話し声は変わっています。
リラックスして家族と話すとき……仕事場で同僚と話すとき……学校で嫌いな先生と話すとき……
全部話すトーンや話し方は変わっているはずです。
つまり、逆に考えれば、相手に与えたい印象をあなたの話しかたで操作できちゃうということですね^^
こういった前提を踏まえた上で、本日ご紹介するのはきれいな日本語を話す上で必須である「鼻濁音」です。
演劇やアナウンスの経験がある方はご存じかとは思います。
この鼻濁音は美しい日本語を話す上で必須です。
使える場面としては、
・面接
・営業
・電話対応
・アナウンス
などなど。
印象としては、知的、さわやか、清楚など、こんな印象を与えることができるものです。
では、具体的にどういったものかご紹介します。
鼻濁音とは
「ガ」「ギ」「グ」「ゲ」「ゴ」という発音は皆様できますよね?
では、
「か゜」「き゜」「く゜」「け゜」「こ゜」という発音はできますか?
あまり一般的ではないのですが、鼻濁音を文字にするとこんな風書かれます。
どういった発音かというと、
「鼻に抜ける音」になります
ゆっくり発音すると、
「んが、んぎ、んぐ、んげ、んご」
みたいに鼻に抜く音になるわけです。
これが鼻濁音になるわけですが、鼻濁音には使うルールがあります。
ルール
ガ行がはじめの音(語頭)に来る場合はすべて濁音(鼻濁音じゃない普通のガ)になります。
例
・ガッコウ ・ギンコウ
こういった語頭のガ行は、なじみのある普通の濁音です。
語中や語尾にガ行が来る場合は鼻濁音になります
例
・ミガク(磨く) ・ニュウガク (入学)
こんな感じです。
例外
外来語は語中や語尾にあっても基本濁音です。
例
・エネルギー ・ソング ・ギャング
後、難しいのが、音楽学校、専門学校、国会議員など、
語中にあるように見えるもの。
語中や語尾にある音は、鼻濁音。
しかし、この「オンガクガッコウ」「センモンガッコウ」「コッカイギイン」
などは、「学校」「議員」など1つの単語とカウントされます。
なので、この音楽学校、専門学校、国会議員などの場合は、鼻濁音ではなく、濁音というわけですね^^
鼻濁音の説明はこんなところです。
最初でお伝えしましたが、この響きが使えると、とっても美しい響きになります。
アナウンサーや、ナレーターの方は、常識として使っているはずです。
なので、アナウンサーやナレーターなど話のプロを目指している人は、言うまでもなく必須技能ですが、
そうでない方も、ある程度使えるだけで、日々の生活で使える場面が必ずあります。
この鼻濁音を覚えて、話し方を工夫したところ営業成績が上がったという方もいらっしゃいました^^
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね^^
動画でも紹介しています!