喉が痛くなる前に

日はこのブログでも何度かご紹介しているケアのお話です。

「歌いすぎて喉が痛い!」

「声がガラガラになっちゃった!」

水分しっかりとってケアしなきゃ!

この流れはよくある流れだと思います。

でも、ちょっと待ってください!

理想は、こうなる前にケアすることが大切なんです。

と、いうのは……

喉が痛いということは

実はですね、発声に関わる組織は、あまり感覚がないんです。

筋肉を動かす感覚も、当然痛みの感覚も少ない、そんな組織の塊なんですね。

なので、歌いすぎてちょっと喉が痛いな~、と感じている場合でも、すでにかなりのダメージを与えていることになります。

声がガラガラ! なんて状態は、もうかなりの大ダメージです! 痛恨の一撃です!

なのでできることならここまで行く前に発声をやめたいところです。

そうすることで回復を早めることもできます!

 

回復までの時間

説明不要かもしれませんが、

上で書いた内容からわかる通り、大ダメージを与えてしまうと、当然回復も遅くなります。

声を出しすぎてガラガラになっちゃうほど声を出してしまうと、2.3日は必ず安声が必要だと思います。

喉が痛いな~、くらいまで声を出した場合でも、翌日1日は安声にしてもらいたいです。

つまり、与えるダメージ量が多ければ多いほど、当然回復が遅くなります。

切り上げるタイミング

では、歌や発声練習をしていてどのタイミングで切り上げるのか?

ずばり、「一番調子がいい時」です。

発声の筋肉群がほぐれ、声が調子よく出ている、一番楽しいときです。

この調子が良いうちに、発声をやめましょう!

厳密に言うと、この「調子のいい時から、疲れが出てくる前くらい」です。

だんだん疲れてくると声の出が悪くなってきますよね?

そこに行く前です。

つまり、調子が良いうちに切り上げちゃいましょう!

 

「え~、一番楽しいときなのに(´Д`)」

 

わかりますよ!

わかりますが、それが喉のためなのです!

グっとこらえて、ダメージを残さないようにしましょう!

 

まとめ

本日は、声のケア、というか、ダメージを残さないために、というお話でした。

このブログ内で何度も何度もケアのお話が出てきて、続けて読んでいただいている方は飽き飽きしてきたかもしれませんが、

それだけケアは大切なんです!

ぜひお試しくださいね~^^

 

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