
よくこんな質問をいただきます。
「○○(アーティスト名)さんって表現力すごいですよね、どうやったらあんな表現できるんですか?」
「歌の表現力を伸ばしたいんですが、どうしたらいいでしょう?」
今日は表現力を鍛えるトレーニングをご紹介します!
表現力を鍛えるためには……「役者」になってみましょう!
歌詞の意味を知る
大体の歌詞には意味があります。
あなたは歌を歌う前に、その歌詞をしっかり読み込んでいますか?
結構多くいらっしゃるのが、曲を覚えて、そのメロディに合わせた雰囲気で歌詞を「読んでいる」こと
歌詞ではなく、曲の雰囲気で歌を歌ってしまっているのです。
これでは、歌詞を歌っているのではなく、曲を歌ってしまっていることになります。
すこし厳しめのことを言ってしまうと、歌詞は全部「ららら~」にしても同じです
作詞家さんが泣いてしまいますね^^;
なので、しっかりと歌詞を歌いましょう!
そのためには、歌詞を知り、その物語を相手に伝える能力が必要になります。
そのために……
歌詞を朗読してみよう!
ただ声を出して読むんじゃないですよ?
朗読するんです^^
コツはその歌詞の主人公になったつもりになって、あなたがその歌詞を話すとき、
どんな気持ちなのか、何を伝えたいのか、どんな状況なのか、
しっかり想像してください。
わかりやすく言えば、失恋の気持ちが書かれた歌詞なら、
あなたが失恋した時のことを思い出してみてください。
応援ソングであれば、あなたが応援したい相手や物事を頭の中に想像して読んでみてください。
この「あなたの想像」が「あなただけの表現」です!
私とあなたが同じ歌詞を歌っても、おそらく歌っているときに想像していることは違うはず。
たとえそれが同じ失恋の歌だったとしても、想像する状況や風景が違うはずですからね^^
こういったことをしっかり学ぶためには、まず歌にせず、
歌詞だけをしっかり想像しながら朗読してみてください。
そして、気持ちがしっかり言葉に乗り、歌詞を表現できるようになったら、
「その気持ちや表現のまま、曲に乗せて歌ってみます!」
これができれば、曲を歌っていたころとは全く別物の歌があなたから生まれるはずです。
まとめ
本日は、「朗読トレーニング」をご紹介しました!
表現は気持ちが大事です。
小手先のテクニックでやるのではなく、
自分の心をぶつけてみてください!
それがあなたの表現です!