
息が長く続く=肺活量ではない!!
結構多くの方が勘違いをされていることなんですが、声を出していて息がすぐ苦しくなる=自分は肺活量が足りないんだ!!
と考えてしまう方が多くいらっしゃいます。
当然人並み外れた肺活量の持ち主ならば、息は長く続くと思いますが、
長く続かせるにはもっと簡単な方法があります。
それは……
息の省エネ
結論を先に言ってしまうと、
息が長く続く=息の使い方が上手
という方が圧倒的に多いです。
息のコントロールをしっかりできれば、肺活量は普通で結構です^^
その具体的な方法として……
腹式呼吸による支えを作ること
腹式呼吸がいいよ! と言われる最大の理由は、呼吸のコントロールがしやすいからだと私は思っています。
胸式や肩式の呼吸ではコントロールすることが難しいのです。
なので、トレーニングの流れとしては……
①ブレストレーニングでしっかり腹式呼吸を定着させる
(支えを作ることを覚える)
②腹式呼吸のブレスからしっかりつながった発声ができるようになる。
という流れです。
支えとは?
よく、「腹式で支えて!」
と言われますが、
「どうやるのさ( ゚Д゚)!!」
と半ギレ状態になることはよくあることです(笑)
腹式呼吸は
①吸ったときにお腹が膨らんで……
②はいたときにお腹がしぼむ……
こういう呼吸ですが、
支えとは、②の時にお腹をへこませないでふくらんだままキープするんです!!
そうすることにより腹式で取り込んだ空気をキープすることができます!
最初はおなかを張り出すようなイメージでもいいですよ^^
ただ最終的には余計な力みは取りたいので、あくまで最初の感覚を掴むときのお話ですよ^^
力を入れる場所は前回の記事を参考にしてみてください!
まとめ
本日は呼吸の長さについてのお話でした。
基本の腹式呼吸の話になりましたが、
基本というのはいつまでも出てきます。
大体応用は基本につながっています。
なので、基本をおろそかにせず、しっかり学んでみてくださいね(^^♪