
滑舌を良くするために頑張ってハキハキ話す!
噛まないようにしっかり口を開けて!
何気なくやっている滑舌の常識のようなこの方法……
実はこれ、一部の方を除いて、逆に悪くなってしまうかもしれません!!
滑舌が悪い原因は何?
滑舌が悪くなっちゃう原因ってなんでしょうか?
実はこれが分からずに頑張って滑舌を良くしようとしても、なかなかうまくいってくれないんです^^;
結論を先に言ってしまうと……
人によって原因は違います!
……あ、大丈夫です、ちゃんと説明しますよ^^;
滑舌が悪い原因をおおざっぱにタイプ分けしますと……
・舌の筋肉、表情の筋肉が弱く上手く音を出せていないタイプ
・逆に筋肉を固く使いすぎて、滑らかに動いていないタイプ
・調音のやり方が誤ってしまって、正しく舌やブレスを使えていないタイプ
こんな感じです。
さぁ、カンの鋭い方ならばもう気が付いたのではないでしょうか!?
そう、本日冒頭にお話した、滑舌が悪いからハキハキしゃべろう!と頑張ってしまうこと。
口をしっかり開ければ滑舌が良くなると思われてしまっていること。
これは一部の原因にすぎません!
例えば、筋肉を固く使いすぎてしまっている方が、滑舌を良くしようと、頑張ってハキハキ話そうと思ってしまったら……。
そうです、固く使って滑らかに動いていないことが原因なのですから、なおさら滑舌は悪くなってしまいます^^;
調音のやり方が誤っている、例えば舌の動かし方が誤って滑舌が悪いタイプの方が、ハキハキやろうと頑張ったら……
あまり効果がないのはすぐにわかっちゃいますよね^^;
そう、こういった感じで、ハキハキ話すこと=滑舌が良くなる、というのは、ほとんどの場合は間違いです!!
このしっかり口を動かして……という方法で滑舌が良くなるタイプとしては、表情筋が普段からあまり動かず、筋肉が弱くなってしまっているタイプの人だけです!
このように、なぜ滑舌が悪くなってしまっているのか原因がわからないまま、滑舌を良くするトレーニングをすることは結構危険なことなんです。
なので、あなたは滑舌が悪いから、口を大きく開けましょう!
ハキハキ話しましょう!
というようなことを言われてしまったときは、少し自分がなぜ滑舌が良くないのか、原因を考えてみてください。
その方法が、あなたに本当にあっているかどうかは、あなたのタイプによるのです^^