
あなたは緊張はしたときどうなってしまうでしょうか?
・呼吸が浅くなって息苦しい
・いやな汗をかく
・言葉が上手く出てこなくなる
・身体が固くなって上手く動かない……
この緊張によってコミュニケーションが上手く取れなくなってしまったり、本来の力が出せず失敗してしまったり……誰しも思い出したくないことはあると思います。
では逆に、緊張をしたのに、なぜかわからないけどその緊張状態が上手く働き、集中力が増して良いパフォーマンスができた! なんてことも体験された方はいらっしゃるんじゃないでしょうか?スポーツ選手などでは「ゾーンに入る」なんて表現をされるアレですね^^
同じ緊張をする場面なのに、この違いは何なんでしょうか……? その人が持って生まれたもの? いえいえ、実はこの状態の違いは、あなたの考え方でコントロールができるんです。
今日はそんな緊張を力に変えるお話です^^
緊張は誰でもする
私は緊張しやすいんですよね…
俺は緊張しにくいです!
こんな感じで、人によって緊張のとらえ方は個人差があります。でも間違いのないことは、「緊張は誰でもする!」という事です。
緊張というのは、「自分の大切なものが危機に陥りそうな時、戦える身体の状態にしようとしてくれているもの」です。
……少しわかりにくいですね^^;
すごく簡単に言うと、「どうでもいいことに対しては緊張しないけど、大事な場面では緊張する」という事です。つまり、少しでも大事だと思う事に対して何かあれば、ストレスを感じたり、緊張をしたりします。
このような状態になれば、緊張は誰でもするという事ですね^^
緊張は悪いものではない
「緊張=悪」と捉えてしまう方が多いですが、実は緊張はとっても大切なものなんです。
最初にお伝えした、緊張をした時の状態。呼吸が浅くなったり、ロレツが回らなくなったり、身体が固くなってしまったり……。このような状態になれば当然つらいですよね^^;
しかし、逆に緊張をする場面で、集中力が増したり、身体が思うように動くなったり、何でもできるような気持ちになったり……そんな状態に入ることもできます。
この違いは、パフォーマンスに大きな違いを与えます。緊張が悪い状態に行ってしまえばつらく、パフォーマンスも落ちてしまいますが、良い状態に入っていければ、あなたの身体は思うように動いてくれ、緊張が力を与えてくれる状態になるわけです。
では、悪い状態ではなく、良い状態にするためにはどうすればよいでしょう?
考え方を変える
さぁ、今日の本題です!
緊張した時、あなたはどう考えているでしょう?
「あぁ、緊張してきた! 落ち着かないと……落ち着かないと……」
「緊張がつらい!おなかも痛くなってきたし……ああ、嫌だあああ!」
こんな感じで考えていませんか?
このように緊張を考えてしまう方は多いのですが、実はこの考え方をしてしまうと、身体は固くなり、呼吸が浅くなり、ストレスを感じ……つまり良い方向ではなく悪い方向も入ってしまいます。
逆に……
「緊張してきた……心臓がバクバクしているのは身体に力を与えてくれている証拠なんだ!」
「緊張は身体に力を与えてくれているんだ!」
このように考えられると、身体は思うように動いてくれるかもしれません!
実はこの緊張をどうとらえるかで、あなたの身体の中で分泌されているストレスホルモンのバランスが変わり、状態が変わると言われています。
これは検証されており根拠のあるものなんです。
緊張を力に変えて良い状態へ!
本日は緊張の考え方についてのご紹介でした。
緊張は誰でもします。緊張をするという事は、今あなたはあなたにとって大切な何かに挑戦しているという事です。素晴らしいことですね^^
緊張はそのチャレンジを手助けしてくれようとしているだけなんです!
緊張はとらえ方で良くも悪くもなります。
ぜひ緊張を力に変えて、良い状態の心と身体を持って行ってみてくださいね^^