
家族、親しい友人、恋人、職場の人間関係などなど……
よくぶつかる問題が、「なんで自分の言っていることを理解してくれないんだろう?」ということ。決してわかりにくく言っているつもりはなくても、なぜか相手が理解をしてくれない。
こんなことってあると思います。自分の伝える力が弱いのかな~、とへこんでしまう方もいらっしゃる程ですね^^;
今日はそんな「なぜ相手は理解をしてくれないのか」という部分について少しご紹介したいと思います。
自分の常識と相手の常識
こういったコミュニケーションが上手くいかない時によく起こっているのが、自分の常識を相手に求めてしまっているということです。
人間には、いろんな人がいて、いろんな個性があります。「一般常識」と呼ばれるものがあったとしても、人の深い部分には、「自分の常識」というものが隠れています。そのため、そういった深い部分に関係してくるような内容だと、自分の常識が顔をだしてきます。
そのため、Aさんが頑張って話していることも、Bさんは全く理解できない、ということが起こってしまうのです。
タイプは人それぞれ
人にはいろんなタイプがあると言われています。そして、そのタイプによって考え方や感じ方が違うとされているんです。
そのため、自分のタイプと相手のタイプが正反対だったりすると……自分がどれだけ頑張って話したとして、相手は理解してくれない、という事も起こり得るのです。
違うタイプの人間がいることを理解しておく
このように、人にはいろんなタイプがあり、自分と正反対のタイプの人と会話したりコミュニケーションをとってみると、「なんだかわからないけど話が弾まない。なんで自分の言っている内容に興味を持ってくれないんだろう」という事が起こりやすくなります。
こんな時、「なんでなんで?」と心の中で考えてしまうと、良くないストレスが溜まり、自分にダメージを与えてしまいます。
なので、そんな時は、「あ、この人は自分と別のタイプの人なんだ。だから自分の言っていることがいまいち伝わらないのか」と理解してあげることで、コミュニケーションをものすごくとりやすくなります。
コミュニケーションの基本は、自分だけではなく、しっかり相手を意識すること。相手はどう思っているんだろうと、相手のことを考えてあげることです。
逆に自分の考えや常識を相手にぶつけるだけのコミュニケーションをとってしまうと、相手に理解されない上、自分がつらくなってしまいます。
相手を理解してよいコミュニケーションを
「自分の言っていることをなんで理解してくれないんだろう」
「この人の言っていることは理解できない」
この二つは、相手と自分のタイプが異なっているから起こってしまうことです(当然原因はこれだけではありませんが)。こういった場合、どちらか、または2人ともが「相手は自分と違うタイプなんだ」と考えられるだけでコミュニケーションはとっても円滑に行きやすくなります。
ぜひ、自分だけのコミュニケーションではなく、相手を意識したコミュニケーションをとれるよう、チャレンジしてみてくださいね^^