会話が続かない時にやってしまいがちなこと

会話が続かなくて困る!

どうしても間が持てなくなってしまって決まずい!

こんな体験をされて、「あ~、自分はコミュニケーション能力が低いんだな……」と落ち込まれる方がいらっしゃいます。でも、実は「この間がもたない」時にやってしまいがちな行動が、より会話が続かなくなってしまう原因になることがあります。

 

 

会話が続かない時にやってしまいがちなこと

 

会話が続かなくなってしまい、「やばい! 何とかしなきゃ!」と焦ってしまう経験は誰しもあるんじゃないでしょうか。そんな時にやってしまいがちなことをご紹介します。

 

会話を続けようと頑張る

……いや、そりゃ頑張るでしょ! と思われた方が多いのではないでしょうか?

当然、会話が続かなくなってしまうと待っているのは沈黙ですので、そうなるまいと何とかしようと頑張ってしまいます。その気持ちは痛いほどわかるのですが、この何とかしようと頑張っている状態というのは、実は会話をがより続かなくなってしまう原因にもなってしまうのです。

会話を続けようと頑張ってしまうと、疲れますよね? 緊張をしたりもします。リラックスとは逆の方向に気持ちや身体が行ってしまうと思います。

少し立場を入れ替えた想像してみましょう!

自分と話している相手が、緊張しながら、頑張って会話を続けようと必死になっています。……あなたはどのように感じますか?

「あ~、会話を続けようと頑張ってくれてるな。なんかこっちも話したほうが良いよな……」

「緊張して頑張ってくれてるな。俺と話すのは大変なんだな…」

このように感じられた方、またほかの感情を感じられた方もいらっしゃると思います。そしてその感情は、決して「会話を楽しむ」というものではなかったと思います。

会話を頑張ると、その頑張りは相手に伝わることがほとんどです。そしてその頑張りが伝わってしまうと、会話の内容などではなく、外見や「頑張ってるんだな」というような部分しか目や耳が行かなくなってしまいます。

そのため、頑張って会話を続けようとすることは、より会話が続かなくなってしまう可能性がある考えなのです。

 

会話が止まったら止まったで構わない

「じゃあ、会話が続かなくなりそうになったらどうすればいいの?」

それは、「会話が止まったら止まったでいいんじゃない?」くらいで考えてみるのはいかがでしょう?

……あれ?怒ってます? いや、冗談ではなく。ちゃんと補足はさせていただきますよ^^

会話が止まること、沈黙に恐れる方は、「沈黙=悪」と自動変換されてしまっている可能性があります。でも、本当にそうでしょうか?

確かにこれは、時と場合、相手によって変わってくるかもしれません。その場やその相手次第では、沈黙が結果「悪」になってしまうこともあるでしょう。

しかし、それが全ての人、全てのパターンで当てはまるものではないかもしれませんね^^

会話が止まることを恐れるあまり、頑張ってしまい、結果自分でもよくわからないことを言ってしまったり、そんなつもりはないのに、相手を不快な思いをさせてしまったり……もしかしたらこんなデメリットも起こるかもしれません。

会話=コミュニケーションではありません。会話のないコミュニケーションというものもあります。大事なのはその場、その時、その相手と良好な空間を作れることです。

「沈黙=悪」と考えてしまうと、自分の幅を狭めるだけでなく、とっても辛くなってしまいます。

たまには力を抜いて、「まぁ沈黙になったらなったでいいや」くらいの気持ちで会話をしてみると、結果会話が弾む、なんてこともあるかもしれませんよ!

 

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