話していて喉が痛い…簡単にできる喉の開け方!キーワードは呼吸!

こんにちは、ボイストレーナーの早川です!

本日は「簡単にできる喉の開け方」というものをご紹介します。

 

・普段会話をしていて喉が痛くなる…

・数分話しているとガラガラしてくる…

・大きな声を出すとすぐに声が枯れる…

 

こういったお悩みをお持ちの方にはぜひ試していただきたい内容です!

喉を開けるとは?

最初に、簡単に喉を開けるというのはどういうことなのかをご説明します。

喉を開けるというのは、

この部分!

舌の奥の辺りですね、この部分を広くする事を言います。

肺から上がってきた息が声帯で声の原音となり、そのまま口や鼻の方に上がってきます。

その時に必ず通る道が、この場所です。

 

そのため、この場所が狭くなってしまうと、息や声の通り道が狭くなってしまい、結果響く声が出なくなってしまうのです。

そして、さらに力みが入ることで、この部分が狭くなり、そのまま頑張って声を出そうとしてしまうと、負担が大きくなり、喉が痛くなってしまったり、声が枯れてしまったりします。

 

本日の本題である「喉の開け方」というのは、この部分を広くする方法、という事になります。

 

喉の開け方は呼吸を意識

では本題です。

この喉を開けるトレーニングをするうえで、とってもネックになってくるのが「開いているのかどうかわからない」という事です。

実際喉の奥の方ですから直接見ることができません。

そのため、感覚がベースになってしまいます。

 

しかし、逆に言えば、感覚でわかってしまえば、簡単という事です。

では、こんなことをしてみてください

 

①大きく深呼吸をするイメージで、身体の力を抜いたまま息を吸ってみましょう

②この大きく息を吸ったときに、喉の奥を空気が通るような「ス~~~」っとした感じを感じ取れると思います。

③この「ス~~~」っとした感じの喉のまま、今度は息をはいてきましょう

 

はい、OKです!

この喉の奥の方にス~~~っとした空気が通る感じを感じ取れればOKです。

このス~~っとした感じは、喉が自然に開いていて、その部分を空気が通っている証拠です。

なので、このス~~っとした感じの喉のまま、会話をすることができれば、喉が開いたまま声を出していることになるのです。

 

先ほどの③で息をはいたとき、「は~~~~」っと声を出してみてください

上手くいくと、かなり響きの強い楽な声が出ると思います。

これがすでに、しっかりと喉が開いた声になっているということですね!

 

 

本日は、簡単に喉を開ける方法をご紹介しました!

普段からできる内容ですので、ぜひためしてみてくださいね!

 

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